世界で活躍するザ ジングルズクライアント

アメリカ国務省にて(ハーバード大学OB達を訪ねて)
アメリカで就職をする人はどうやって仕事を手に入れるのでしょうか?ハーバード大学の大学院それぞれに、キャリアコンサルタント部があってあれやこれや手を焼いてくれます。そのひとつがキャリアデイズと言いまして、ニューヨークや、ワシントン、サンフランシスコ、などの企業にあらかじめ話を付けておいてくれて、私たち学生が訪問しやすいように、環境を整えてくれます。私も今回、興味津々でNYキャリアデイズに参加してみました。ボストンからはニューヨークへバスで4時間で行けますので、これは各自で行くことが約束。2泊3日なので宿も自分たちでとるのが原則。そもそもニューヨーク出身の学生もたくさんいるので、その人たちにとっては里帰りということになります。教育学部の就職先というのは、学校の先生ばかりとは限りません。そもそも学校の先生になる人は少ないかもしれません。先生関係だとしたら、いきなり学校長に応募するくらいは普通にやってのけます。もちろん、自分の学校をスタートさせたり、社会的な起業する仲間もかなり数います。この先は、次の号で、お話しいたします。
就任式の日は、その様子を映画スクリーンでみるために、学校に行きました。11時近くから人が集まり始めました。よく見てみると、集まってくるのは教授ばかり。ちょうど採点の合間を縫って、みんなテレビを見にやってくるという感じで、あっという間に、教授陣の巨大な集団が出来上がってしまいました。教授達を見ていると、あのブッシュさんには凍り付くような冷笑。オバマさんには拍手。どちらもハーバード大学出身なので、そこまで露骨に態度に表さなくてもと思いますが、そのくらいブッシュさんの政治手法に飽きがきているということなのでしょう。その入れこみ具合の違いがあからさますぎておもしろいものです。先生方が特に盛り上がったのは、「この国の教育を買えていく必要がある」という一節がオバマさんによって語られた時でした。さすが教育学部の先生方。拍手拍手の連続。そのわかりやすい反応に、先生方のいつもよりもさらに教育に傾ける情熱の深さを感じた瞬間でした。そして教授の幾人かは、手腕を買われてワシントンに呼ばれる予定です。
(この記事は2008年11月に寄稿いただいたものです)オバマさんの就任式が近づいてきました。インターネットやラジオでも話題は、このむずかしい経済難局をオバマさんがどう舵取りをしてくれるかということ集中します。とにかく神の登場を待つようなトーンが多いです。特に、今日もあの会社が首切りをした、とか、あの会社も首切りをするようだとか、そうした元気のでない話題ばかりなので、今は、神のごときオバマさんをまっているという感じでしょうか?あれだけ、起業家精神に冨むアメリカ人と言えど大きな経済の引き潮にはあらがえないということでしょうか?学生の方は、このことで敢えてディスカッションをするということは少ないです。本音は、この不況が終わらないと、就職先がすくなるなるじゃないか!という思いだと思います。そういう意味では、厳しい卒業後の見通しとなっている年になりました。
前回、アメリカは言葉で言わないと始まらないという、カルチャーの断面を書きましたが、その一部は授業中にも出てきます。とにかく、1人1人の発言の時間が長いということです。とにかく日本の人ならもう終わるだろうという発言時間がたっても、アメリカ人にとっては、発言の道半ばということがほとんどです。これは、彼らの言葉で言い尽くすというカルチャーの表れ。さらに、理由も言い尽くすということなんでしょう。その結果、言葉数がとても多いです。それに合わせるとなると、こちらもかなり息長く話す必要性が出てきます。その時に、ジングルズの一息で話しきるというスキルが役に立つように思います。息継ぎが少ないほど、短い時間にたくさんのことを話せるということで、その分聞き手を飽きさせない効能があると感じます。



















