ハーバード便り No.36

図書館のインテリア
しばらく前から始めた教育財団政策リサーチのインターンシップでは、面食らうことばかりです。
行ったその日にエグゼグティグ・ディレクターから、「じゃあ、あなたは、マサチューセッツ州で新しい教員養成制度が立ち上げられるかどうかの可能性をさぐってね。調査範囲は、全米の教員養成制度を調べてね。最初は、ニューヨークや、ニュージャージー、カリフォルニアあたりが参考になると思うわ。報告書は、1か月後のワーキンググループミィーティングで提出するから、それまでにまとめておいてね。そして、ミィーティング参加者にアポイントとっといてね。議員の招待も忘れないでね。」
仕事を任せていただけるのはとてもありがたいですが、マサチューセッツ州というと640万人。その州の教育制度に関わることをポンといきなり任せられ、報告書をまとめ、しかも、関係者の招待とかアポとか、言われると、胃が痛くなるものです。
とはいえ、まごまごしているのは、スマートにはみえないので、まず肯定的に引き受けます。その後、電話で関係者にアポをとったり、ディレクターと調査データの信用性をディスカッションをしたりする英語を話す場面では、「やっておいてよかったジングルズ」といつも一人つぶやいています。