J-TEP®レベル一覧
84|環太平洋レベル Pacific Rim Level
- 現状の日本語の音声生産力を使い、英語を生産する
- 日本語、韓国語、モンゴル語および一部のシベリア語を母国語とする者のみに、話し手の内容が理解できる
85|南洋州人レベル Australasian Level
- 技術的には日本人であることがわからないように発音でき、訓練方式と普通方式の区別が明瞭である
- 英語で意志の疎通を計ろうとする場合の音声生産能力が非常に限られている。特に、インドヨーロッパ語を母国語とする話し手との意志疎通には、支障をきたす
86|非インドヨーロッパ・アジア人レベル Non-Indo-European Asian Level
- 子音の連結音が不明瞭であり、母音の区別や母音とR音の組み合わせ及び TH 音、s / z 音の区別が それぞれ大幅に未発達である
- 東アジア人の中で話されている英語であり、典型的な東アジア人英語の生産は可能である。しかしアフリカ人、アラビア人、ヨーロッパ人、アメリカ人等との意志の疎通には支障をきたす
87|国際コミュニケーションレベル International Communication Level
- 母音の区別や母音とR音の組み合わせ及び TH 音、s / z 音の区別が依然として不安定であり、一貫性がない。英語のネイティブと比較した場合、不完全な筋肉発達が原因となり、地理的出生地が容易に指摘出来る
- 国際レベルであるが、必ずしも美しく知的に聞こえる言語生産はできない
88|ヨーロッパ人レベル European Level
- 母音の区別や母音とR音の組み合わせ及び TH 音、s / z 音の区別はそれぞれかなり安定しているが、わずかながら一貫性に欠ける。R / L音はかなり安定しているが、時として訛りが生じる場合がある
- 国際レベルであり、非常に堪能で熟達した音声生産ができる。英語のネイティブと比較した場合、一部の音については誤解、またはコミニュケーション障害の原因となる
89|模範レベル Exemplary Level
- 訛りの混合が多少見られ、ネイティブと比較すると子音の音質がわずかながら欠けている。
- R / L 音の訛りがほとんどが存在しない
- 英語が母国語でないヨーロッパ人との意見交換、取り引きに参加が可能であり、明瞭で自信に溢れた音の生産ができる
89.5|準ネイティブレベル Super-Exemplary Level
- ネイティブと同様の音声生産が可能であるが、話し手の出身地を特定できない独特な英語訛りを持つ
- 教養のある、快い、気品ある言語生産ができる
90|ネイティブレベル Native Equivalent Level
- 部分的な訛りの混合が一切なく、一貫した速度調整力を持つ
- 十分な語彙力、正確な文法力を持ち合わせることを前提とした場合、英語のネイティブのグループに入り調和のとれた言語生産が難なく可能である
91|ネイティブプロフェッショナルレベル Native Professional Level
- 気品のあるプロとして通用する、一貫性のある安定した英語力をもち、完璧な速度調整力を持つ
- 最上クラスの英語のネイティブのアナウンサーと同等レベルでニュース放送、解説、スピーチが首尾よく行なえる
J-TEP®対照表
日本人は他の国の人々より発音が苦手?
日本人の平均発音値 84.7(受講者データより)
オランダ人 89、 ドイツ人 88、 フランス人 87、 イタリア人 87、
ロシア人 87、 インド人 87、 中国人 86、 韓国人 85、 ベトナム人 84
TOEIC、TOEFLの得点が高くとも、それがすべてコミュニケーションに反映されているとは限りません。TOEIC800点の方がその知識を100%コミュニケーションに活かすためには、最低でもJ-TEP®87が必要です。
J-TEP®測定値 | TOEIC | TOEFL iBT | TOEFL CBT | 英検 |
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90 ネイティブレベル |
990 | 101~120 | 253~300 | 1級 |
89.5 | 900~990 | 79~102 | 213~252 | |
88 / 89 | 800~900 | 21~89 | 173~212 | 準1級 |
87 国際コミュニケーションレベル |
45~60 | 140~172 | ||
84 / 85 / 86 | 450~800 | 36~47 | 110~139 | 2級 / 準2級 |
© 2009 Steve Walker *iBT : Internet Based Test **CBT : Computer Based Test